智空の下、キミのとなり

智くんへの想いをただただ綴りたくて…。

いつか…を待ってる

17歳でダンスを極めた彼は

その時点であの世界を辞めようとしていたんだよね

というより、あの世界自体にはなんの興味もなかったんだと思う


ジャニーさんが組んだグループでデビューが決まった後も、ずっと逃げたかったと言ってた人

私たちには到底わかることのできない長い年月を5人で活動する中で

人として、リーダーとして成長していったんだろうと思う


智くんに出会って、遡って彼を探して

いろんな媒体で彼の言葉を知り、見える限り、知れる限り智くんをずっと見てきて

あの世界にはない自由への想いがあること

ずっと感じてたから、いつか消えてしまうんじゃないかってずっと思ってた

休止会見は、その延長上にあったから、その時が来てしまったって思う自分がいた


疲れた訳でもやり切ったわけでもない

そう会見で話したよね

例えば…そんな想いがあったとしても、ファンに向けて、これから2年間走り続ける自分たちについてきて欲しいと言わなければならない会見で

そんな事言える訳ないよね…

嘘は言いたくない

でも、本当のことを言えない時だって

たくさんあったと思う

 


私には

どう見ても一人であの世界で活動したいと思ってるとは思えなかったから、

5人だったから、あの4人だったから

あの世界で頑張れてるんだと彼の言葉通り受け取っていた

彼にとっての芸能界は嵐そのもの

嵐の大野智としてやってきた世界

だから、

あの世界を辞めて、普通の一人の人間大野智として生きてみたいと思ったなら、なぜ最後の挨拶で

またね!って言ったのか

どうしても腑に落ちなかった

ずっと心のどこかにっつかえていた

私たちファンへ寄り添った優しい嘘なのかもしれないとさえ思っていた

 


潤くんの話は

はっきり言ってしんどい内容だったけど

優しいだけの上部だけの言葉より

誠実で嘘がなくてとても信用できるものだった


中居くんはいろんな経験をしてきた先輩

本音で話したい先輩だから

本音で聞いてくれる先輩だから


潤くんは言葉を選びながら

私たちに届けたい事実を

智くんのことを5人の想いを

話せたんじゃないかな


事実は一つしかないから

それを知ってるのは5人だけ

潤くんが今さら休止について嘘を言う必要もメリットもないし

智くんと潤くんの間にはずっと積み重ねてきた家族以上の関係があると思ってるから

 


潤くんのおかげで分かったこと

辞めたかったのは、芸能界でのお仕事

フリスタのインタビューの言葉がよぎった

もう頑張れないと思った


やっぱりそうだった…

 

だけど、そこがはっきりしたから

休止発表してからの

「休止中も想ってて」

「みんなと繋がっていられるように」

「また人の為になれるように」

「またね!」

この言葉たちの意味がようやくわかった気がしてる

 


言い出した僕が選んじゃいけない

そして甘えたと本人も会見で言っていた活動休止

辞めるか続けるかの二択しかなかった彼に、お休みという選択肢が追加されて

思ってもいなかった提案に

一言では片付けられない葛藤はきっとあっただろうけど

それを甘えるという気持ちで受け入れた事は

その時点で、彼の気持ちの変化があったということになる

「いつか戻る事が許される」という未来を受け入れたということ


嘘は言いたくないと言った彼が言葉にしたことは

ファンへの優しい嘘ではなく

彼自身の本当の気持ちだった

それがわかっただけでも

私には光が見えた気がしてる

 


ずっと言えなかった待ってるという言葉を、口にしてもいいんだって思えた

いつかを待つことが彼の負担ではないのかもしれないと

そう思えるようになったよ

 


十数年以上、頑なに心の中に秘めていた

辞めたいという想いを

溶かしてくれたのは誰でもないメンバーなんだと思う


解散ではなく休止を受け入れた事で

彼自身もまた余計な荷物を背負うかもしれないこと

きっとわかっていたよね

それでも、頑固な彼が甘えてくれたことが

甘えてもいいかなと思える人たちの中にいたことが

私は嬉しいよ


これは…

私の都合のいい考え方かもしれないけど

私自身は少しだけ

気持ちがラクになった気がしてる

 


嵐のこともファンのことも

何も考えずに

あなたが求める自由を

心から楽しんで欲しい

 


そして

智くんがいつか心から歌って踊りたい

そう思える日を

いつまでも待ってる