デジタル展覧会に行ってきた
外観から懐かしくて…もう1年半前くらいかな…
記憶は薄れていると思ってたけど
意外と鮮明に覚えていた
智くんの部屋が見えてきた時のドキドキ
あの時のあの時間にワープしたみたいに
すごく新鮮ですごくワクワクして…
何より
もう一度観たかった肖像画に会えたこと
しかもこんなに近くで
色の重ね具合や筆の走り方まで見れる
少し微笑んだ口元の赤が
こんなにもはっきり見える
何を想い自分を描いたんだろう…
永遠にわからない事をずーっと考えてた
あの日あの映像の前から動くことができなかった
それまで
一人汗だくになりながら踊り
振りを頭の中でなぞっては踊る
そんな姿を見せてくれる事がなかったから
ドキドキが止まらなかった
観てはいけないものを観ている罪悪感のような
そんなドキドキ…
わかっていたけど想像を遥かに超えた
智くんの本当の姿だった
この人は踊る為に生まれてきたんじゃないか
この人は目に見えない物を描く為に生まれてきたんじゃないか
わかっていた事だけど
遠い存在に思えた時間だった…
智くんの表現は
歌も踊りもアートも
自身を削り内に秘めたものを
声、身体、そしてその手で生み出していく
それは生まれ持ったセンスだけでもなく
努力の結果だけでもない
大野智の生き様なんだよね
そして、その表現のそこかしこに散在する自由…
彼自身の中の自由が生み出したものなのかもしれない
あの日、あの場所には
彼の思う嵐の大野智とは
そんな想いがあったような気がする
智くんの左手に
そっと自分の左手を合わせて
すごく恥ずかしくなったっけ…
フラっと現れて
描いて行ったらしい左手
その時に
メンバーが描いた智くんの肖像画の下に
4人のタッチを真似して描いたんだよね
何を考えながら描いたんだろうね
すごく嬉しかったんだろうな
それだけはわかる
もう観る事は叶わないと思ってた
智くんの想いにまた触れる事ができた
智くんの部屋で
ずーっと泣いてた
そこにはあの時のあなたがいる気がしたよ
そして
まだあなたのいない日々を
実感できずにいる自分にも気づいたよ