そうだ 京都へいこう!
私のひとり智旅は、思いついて宿をポチッとしてしまったことから始まった
それも10日ほど前のこと
とりあえず、智友に声をかけてみたけれど
そんなに急には予定できるはずもなく
それも想定内で。
ひとりで寄り道観光しながら
故郷に帰省する事はあったけど
ひとり旅は初めて。
こんな思い切ったことするなんて
自分でも不思議だったけど
よほど智くんに逢いたかったんだろう
智くんの足跡を辿って
彼の想いに触れて
智くんを感じたかったんだと思う。。
9月23日金曜日
今にも雨が降り出しそうな空の下
新幹線で京都へ向かった
なんかね、凄くわくわくしてた
ただ…
車窓の風景にまったりして
優雅に智くんのソロ曲でも聴いて
智くんに想いを寄せて…
そんな素敵なものではなく
大まかな予定しか立てられなかったから
せめて今日の予定を決めなきゃ!
とスマホと睨めっこ。。
スタートはそんなもんだった 笑
11時頃、京都に到着
智空に迎えて欲しかったけど
こちらも今にも降り出しそうな空
JR奈良線に乗り換えて
まずは前から行ってみたかった伏見稲荷大社へ
駅に着くと雨。。
ま、予報通り
途中から土砂降りになったせいか
千本鳥居を独り占めする瞬間もあった
少し薄暗い山の中に続く千本鳥居
鳥居の先に見たこともない世界が広がってるんじゃないかってちょっと想像しながら
歩いて、歩いて
でも、ただただずっと赤い鳥居が続く…
私の心の中にもこんな風に
青い鳥居が続いてるのかも…
なんて想像したらちょっと怖かった 笑
雨の中、傘の下から見る千本鳥居
それもまたいい思い出。。
社殿に戻る途中
抹茶ソフトクリームの看板に誘われて。
一休み終える頃には雨もあがってた
伏見稲荷大社から歩いてすぐのところに
京都に行ったら行きたかった石峰寺がある
本当の目的は実はここ。
近いついでに見てみたかった千本鳥居へ寄ったようなもの 笑
伊藤若冲のお墓があるお寺さんは
雨上がりのせいか誰もいなくて
白い曼珠沙華が密かに咲く
静かな高台にあった
40歳から隠居し数年後には動植綵絵を描き始めたと言われている若冲
晩年を過ごした石峰寺の裏山には、若冲が下絵を書いたとされる五百羅漢の石像が広がっていた
雨の後の誰もいない貸し切り状態の山の中
様々な表情の石像たちと目が合い、それこそ知らない世界に連れて行かれそうで、少し怖くなった
若冲は禅に興味を持ち、その禅の師から
若冲の号を与えられたとか
「大いに充実しているものは、空っぽのようにみえる」という意味らしいが
若冲の名の意味にさえ
浮かんでくる青い君。。
伏見稲荷大社駅に戻り、電車で一駅
観光立国ナビゲーターのMessage from Japan
のロケ地 東福寺へ
駅から15分ほど歩いてようやく到着
通天橋 開山堂
智くんが歩いた場所をゆっくり歩いて
彼が見たであろう風景を見つめる
それだけでそこに智くんがいるような
そんな気持ちになった
(´・∀・`)にゃあ!
可愛かったよね
花男の撮影もされた方丈庭園をゆっくり散策
帰りにお隣の勝林寺へ
智くんが座禅をした時のご住職がいらっしゃるお寺さん
座禅体験ができるんだけど、祭日のため既に予約でいっぱいでした💦
ご住職にはお会いすることもできなかったけど
綺麗な花手水と、小さなハスの蕾にほっこり。
京都駅に一度戻り、世界遺産の東寺へ
9年前にも友人たちと訪れたお寺さん
やっと記憶にある風景
ゆっくり散策したかったけど、閉門時間が迫っていたこともあり、今回の目的、授与所(売店)へ
智くんが京都時代に左手の人さし指にしてたという厄除けの指輪
「舞台が上手くいったのはこのおかげもあったかも」と雑誌で話してたという指輪
今もあるのかわからなかったから、見つけた時はテンション上がった 笑
御朱印をいただき
国宝の金堂や講堂の如来や仏像を、勿体ないと思いつつも急ぎ足で。
そして国宝の五重塔へ
その大きさと雄大さに見惚れてしまう
境内から出る途中
大きな蓮の葉が連なる蓮池を通った
花はもう終わってたけど、若冲が好んで描きそうな枯れた葉っぱだなってちょっと独り笑い
今度来る時は、満開の蓮の花が見たいな
再び京都駅へ
やっと智くんの芸能の原点 京都劇場へ。。
家族大好きな16歳の少年が約2年もの間
一人で頑張った場所
お客さんに喜んでもらう為に自ら考え、日々努力し、責任を全うし経験を積んだ場所
そこに立つだけで泣きそうになる
夜の京都タワーキレイだったな。。。
歩きすぎて足はパンパンだし
ずーっとナビしてくれてたスマホの充電は
赤くしょんぼりな智くんになってたけど
智くんの事だけを想う贅沢な一日だった
二日目の智旅録は、文字数の関係で別記事になってます
興味のある方は翌日の一人珍道中と旅の総括も読んでやってくださいませ。